二人でお酒を

タイトルは48縛りにしてたけど合うのがなくて梓みちよに頼ってみた。

 

恋してる人からは直前で連絡がきて変な感じで仲直りしました。まぁフリはこちらからだったのだけど。

 

それは置いといて、ものすごくお世話になった方が急に亡くなって。

 

1週間経つのだけど未だに実感は湧かず。

 

一人で正気でいたくなくて、やけ酒のように毎晩飲んで、流石に昨日お腹壊して大人しくしてました。

 

別の会社の人なんだけど、周りが思っている以上に個人的にお世話になって、送り迎えやご飯、どこでも連れて行ってくれた。

 

こっちにくる時はいつでも連絡してよ。ご飯連れてくから。

 

遠慮して連絡しなかった。

こんなに早く別れがくるなら甘えてしとけばよかった。

面倒見のいいあの人なら喜んでくれたはずなんだよ。

 

お誘いなんていつでもできるとおもってたから。

だって46歳だよ?そんなに早く別れが来るなんて思わないでしょ?

 

一緒にご飯を食べに行ったお店、ちゃんと覚えておけば良かった。

また行けると思ってたから全然覚えてない。馬鹿だ私は。

 

彼が亡くなってほぼ毎日煽るようにお酒を飲んでたけど、ふと献杯はしてないことに気づいた。

 

だいたい複数人でご飯に行ってたけど、一度二人だけで二次会をしたことがあって。

その時はワインを飲んだんだ。

その日は彼の昔からの友達も一緒で結構深い話もして。こんな小娘にもそこそこ腹割って話してくれるのが嬉しくて。

 

だから今日は亡くなったあの人のためにワインを飲む。

焼酎党の貴方にワインはおかしいけどね。私がワインを飲みたいんだよ。

だからつきあってくださいよ。一緒に飲んでくださいよ。

 

天国の飲み屋でオススメを教えてね。私がそっちに行ったら連れて行ってね。今度こそ甘えるからね。

その時を楽しみにしてこれからも生きていきます。

 

献杯